忍者ブログ

Branch office - ASTEROID

2025
04,25

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2016
11,06
本日、そうさく畑 FINAL へお越しくださいましたみなさま、大変ありがとうございました! そしてお天気が微妙な中、お疲れさまでした。
最後のそうさく畑、堪能してまいりました。

これでオリジナルオンリーイベントがまた一つ消えてしまいました。
世の中は当たり前のように紙からネットへと発表の場を変えていく中、いろいろな変遷を経つつも最後は畑らしい畑になったのかなぁと思います。
惜しむらくは今回ゆっくり回られるお客さまが少なかったことでしょうか。結構ささっと歩いて行かれるので、畑らしい交流が少なかったかなぁと感じました。

恒例のお茶の時間には、名物・そうさく畑煎餅が配られ、割れないように大事に持って帰りました。携帯で写メしましたので、これで永久保存(笑)。実物はゆっくり食したいと思います。

今後は関西コミティア、CC大阪、SCC関西のオリジナルスペースを取るかなと絵師嬢とも話して帰ってきました。ひとまず年明けのCC大阪109で、相方に相談の上、今回の新刊を置かせてもらおうかと考えてます。
またスペースに関してはこちらでご報告いたしますね。

それでは、本日は本当にありがとうございました!
続き記事は畑に関する過去話を含み、たいした内容ではありませんが少し重いかもしれませんので、読んでみたい方のみどうぞ。

ペーパーにも軽めに書いたのですが、奏条が初めて自分のサークルで参加したイベントがそうさく畑でした。
元々は高校時代の友人がスタッフとして参加していて、オリジナル作品を描くならぜひ遊びに来いと誘われたのがきっかけです。いつか自分のサークルを作って、参加するというのが当時の目標でした。
念願叶って参加した畑(正確にはその後の打ち上げ宴会・笑)で、オリジナル本の絵師を担当してくださっている友人・海神嬢ともお知り合いになりました。以来、ガッツリ表記しにくい年数のおつき合いです。

実行委員長の故・武田氏とは見本誌を持って行った時に反対に「歩き方書いてくれませんか」と持ちかけられて数十秒沈黙したあと了承し、結果泣きながら描いたのもいい思い出です。
会場に音楽が流れる中「ご町内のみなさま」と武田氏がアナウンスする声がまだ耳の奥に残っています。

その武田氏のお母さまが本日会場にお越しになり、武田氏の最期の様子を少しだけ語ってくださいました。
奏条は会場を回るため席を立っていたのですが、お母さまのお話が始まった途端にわたしも相棒の絵師嬢も泣いてしまいました。奏条には年の離れた兄がいるので、おそらくお母さまもウチの母とさほどご年齢は変わらないでしょう。そのせいなのか単に年をとった(笑)のか、自分でも不思議なほど自然に涙が零れてしまったのです。

会場中がシンと静まりかえり、お話に耳を傾けていた時間。
それを見ていて、武田氏はすごいひとだったんだなぁと改めて思いました。
ご本人はただただ一生懸命で、必死にやりたいことをやっていただけかもしれません。けれどたくさんのひとに惜しまれ、有志の方々がそうさく畑 FINAL を開催する。その原動力は間違いなく武田氏に対するみんなの気持ち。
本当にすごいひとです。
そんなすごいひとにはなれなくていいですが、わたしも誰かにとって武田氏のように大事に思ってもらえる人間になりたいなぁと感じた一日でした。

そのためにも、いまENDマークを振ってない物語たちを一つでも完結させたいと思います(笑)。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
PR
tuna.be

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP
忍者ブログ[PR]